新生児低体温療法

登録事業事務局

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  復温

冷却開始後72時間で復温を開始

72時間以上の冷却の有効性は、現時点では確立していない

1時間に0.5度を超えない速度で4時間以上かけて(通常半日程度で)、37度に復温する。

復温完了後に、高体温となることがあるので、少なくとも半日程度は体温を観察

  復温の実際…全身低体温編

マットレスはすでに32-34℃程度

冷やしていると言うよりは,熱流を制御しているに過ぎないことに注意!



マットレス温度を1回に1-2℃ずつ上げ,ゆっくり復温

マットレスの温度は,37℃を上限にする

必要ならラジアントウォーマーで復温する

マットレスが決して37℃以上にならないようにしよう

サーボコントロール復温では体温37℃に到達しにくい

  復温の実際…選択的頭部冷却編



ウォーマーの設定は変えずにキャップを25-30℃に上げる

体温が35℃を超えたらキャップを外し,1時間待つ

ゆっくりラジアントウォーマーで復温する

キャップ温のサーボコントロールは絶対ダメ!

復温時もキャップ温設定を30℃以上にはしないで!